ガスコンロはやかんや鍋、フライパンなどを置く五徳、天板、ガスホース、魚焼きなどで出来ていますが、この全部を一回の掃除できれいにするのはかなりの大仕事になります。
ガスコンロの掃除では、吹きこぼれはその度に拭き掃除することで、次の日になると、次の料理の時の火力で汚れがこびりついてしまいます。
汚れがコビリついて掃除が厄介なのが五徳で、最近の五徳は汚れがこびりつきにくいものが多いようですが、汚れをそのままにしておくと汚れが炭化して重なってしまいます。
煮物などをした後で鍋を外したら五徳が熱いうちに拭き掃除をしましょう。
そして、炭化した汚れが取れない場合はお好み焼きのへらなどで焦げを取ります。
カッターナイフでも構いませんが刃物の場合はよほど注意しないと怪我をする場合がありますから力の入れ具合には十分に注意してください。
直角の部分はへらでは掃除しにくいのでワイヤーブラシを使います。
五徳が全体的に真っ黒に汚れている場合は五徳全体の煮洗いをしますが、鍋お湯を沸かして重曹を大さじ三杯ほど入れて五徳を煮てください。
大体30分も煮れば焦げがポロポロ取れて表面がきれいになりますが、残っている汚れはへらで取ります。
いずれにしてもガスコンロの掃除の基本は毎日の手入れが一番大切なことですし、ガスが出る穴まで汚れているとガスコンロの効率や寿命にも影響してきますし、ガスの不完全燃焼の危険もあります。